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アプリエンジニアの採用時に注目するポイント|確認すべきスキルと資格

アプリエンジニアが少ない理由


アプリエンジニアが少ない理由は、必要なスキルが多く「未経験からの就職・転職が難しい」からです。プラミング初学者の方はHTML・CSSから勉強を始める傾向にあり、アプリ開発に必要なJava・Swiftに取り組む方は少ないといえます。

iOSエンジニアはMacBookが必要であることも、アプリエンジニアが少ない理由です。日本ではiPhone利用者が多いため、iOSのアプリエンジニアを志望する方が多いでしょう。初期費用が多くかかることから、アプリエンジニアの頭数が少なくなっているのです。

アプリエンジニアが行う主な仕事


アプリエンジニアは主に、情報システム開発の工程において、アプリ開発と保守・運営を担当します。また、プロジェクトの計画に従い、業務の要件を分析することも重要な任務です。では内容の詳細について、1つずつ紹介していきます。

アプリの開発業務

アプリエンジニアはシステム設計や動作テストなどを含む「アプリの開発業務」を行います。企業によっては、事前に決められた要件をもとに開発を行うこともあれば、システム設計を担当する場合もあります。

どちらの場合も、クライアント・事業部門などと連携し、開発の目的や設計の詳細について話し合うことが重要です。アプリ公開の際には、事前にバグがないか・動きは正常かを何度も確認することも、アプリエンジニアの任務の1つです。

業務用アプリの開発

業務用アプリの開発であれば、Java、C#、 C言語などを用いてプログラミングを行います。企業内で作業効率化を図るためのアプリケーション開発に携わることが多い傾向です。上記の言語知識を事前に身につけている方を採用することで、スムーズに業務を進行できるでしょう。

Webアプリの開発

Webアプリの開発では、バックエンド・フロントエンドによって業務内容は異なります。

バックエンドを行うWebエンジニアの場合、JavaやCの他にもPHPやRubyも使用してプログラミングを行います。フロントエンドでは、 CSS、HTML、JavaScriptを用いることが多い傾向です。

モバイルアプリの開発

モバイルアプリの開発を行う「スマートフォンアプリエンジニア・モバイルアプリエンジニア」も企画、テスト、運用まで全ての工程に関わります。

iPhone専用アプリであればSwiftという言語、Android用であればJavaやKotlinという言語を使用する傾向にあります。他にもC#、HTML5、JavaScriptなどで各モバイルアプリを開発できます。

アプリの保守・運用業務

アプリエンジニアは、アプリの保守や運用業務に携わることもあります。特に未経験から採用された場合、アプリの運用業務を行うことが多いです。ITインフラの運用業務の例として、OSの更新やアップデートが挙げられます。

また、サーバーの環境構築や、ログの監視などを行います。さらに ITシステムの立ち上げに障害が生じた場合、対処することもアプリエンジニアの仕事です。

採用担当者が確認しておきたいアプリエンジニア8つのスキル


採用担当者は応募者の保有スキルについて、入念に確認しておくことが大切です。アプリエンジニアの業務内容は複雑であり、過去に培ってきた経験・知識を活かす場面が多いためです。

実際に、IT会社の採用担当者は「長年の経験者」「2〜3年の業務経験がある第二新卒」を採用する傾向にあります。この章では、アプリエンジニアの必要スキルについて解説します。

1:システム開発の流れを理解

アプリケーション開発エンジニアは、システム開発の流れを理解しなくてはなりません。

例えば、システム開発や動作テスト、運用など多様な工程に関わるため、全体を把握していることが重要です。システム開発経験がある人材は、業務開始後に活躍しやすいといえます。

2:アプリ開発で使用する言語

アプリ開発で使用する言語も身につけておくと良いでしょう。

Webアプリ、スマホアプリ、業務アプリなど、様々な場面で用いる言語を身につけることで、応用性が高まります。例えばWebアプリであればHTMLやCSS、業務系アプリの場合はJavaやCの知識が必要です。

3:プログラミングスキル

アプリエンジニアはプログラミングに関する高い知識が求められるため、プログラミング経験があり、幅広い言語を実践的に使用できることは有利に働きます。

スマホ、業務系、Web系など、開発したいアプリの種類によって必要なスキルを見極めることが大切です。

4:ITシステム開発に関する知識

アプリエンジニアになるには、ITシステム開発の知識を有していることも必須です。例えば、サーバーやネットワーク、データベースなどについて勉強していると業務に役立つでしょう。

IT業界では、日々新しい技術革新が行われているため、最新情報を集めておくことがポイントです。

5:アプリ開発で活用するフレームワークの知識

アプリエンジニアはフレームワークの知識も必要です。フレームワークとは、システム開発の際に作業効率化を図ることができるツールを指します。

例えば、PythonであればDjango、Rubyでアプリ開発を行う際はRuby on Railsといったフレームワークが使用可能です。このような知識を有していることで、コードを統一化できるため、作業効率を上げることができます。

6:コミュニケーションスキル

アプリエンジニアは技術の知識だけでなくコミュニケーションスキルも必要です。

時に顧客と直接やりとりする必要があるからです。したがって、顧客の要望を聞き出し、業務に適用するためのコミュニケーション能力が求められます。

7:目標達成に欠かせないマネジメントスキル

チームを統括するマネジメントスキルも、アプリ開発には欠かせません。効率的に作業を進めてチームの目標を達成する必要があるからです。

例えば部下の強み・仕事の進め方を把握して適切な量の仕事を割り振らなければ、納期を守ることは難しくなってしまいます。それゆえ、マネジメントスキルが大切なのです。

8:情報収集能力

アプリエンジニアは、新しい技術・ITツールを学ぶための情報収集能力も必要です。業務に必要なIT技術は日々進化しています。「Tech Feed」という情報共有サイトや「IT Media」というニュースサイトなどで情報収集可能です。

普段から新情報を集めている方は、情報収集スキルが高いといえ、様々な媒体から情報を集める能力があるエンジニアは適材です。

採用担当者が確認しておきたいアプリエンジニアの取得資格5つ


この章では、アプリエンジニアにおすすめの取得資格を5つ紹介します。

特に、システムアーキテクト試験は難易度が高く、情報システムにおける開発を主導できることを証明する資格です。他にも関連資格が複数あるため、選考の指標としてみてください。

1:システムアーキテクト試験

システムアーキテクト試験は、高度IT人材としてIoTの活用、アーキテクチャの設計、情報システムの開発を主導できることを証明する試験です。

毎年4月の第3日曜日に実施され、試験には約15.3%の人が合格しています。

出典:システムアーキテクト試験(SA) ~ 業務とITのグランドデザイナー ~ | IPA
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/sa.html

2:基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、高度IT人材としての基礎的な知識を持ち、活用能力があることを証明する国家資格です。

資格保有者はシステム設計・開発・企業の戦略立案に携わることができます。試験範囲はマネジメント・テクノロジ・ストラテジ系の3つから構成されています。

出典:基本情報技術者試験|独立行政法人情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/fe.html

3:Android技術者認定試験

Android技術者認定試験は、一般社団法人であるOpen Embedded Software Foundationが運営している公的試験です。世界160カ国にて配信されている試験であり、日本語だけでなく英語や中国語でも受験できます。

中でもアプリエンジニアの取得に最適な「アプリケーション技術者認定試験」はベーシック・プロフェッショナルの2段階が用意されており、目標を立てて取り組みやすくなっています。

4:プロジェクトマネージャ試験

プロジェクトマネージャ資格を保有している人材も、チームを構成する上で欠かせません。チームの責任者として全体を統括できるスキルが証明されています。キャリア経験が長く、経営者の視点からチームを導いていけるコミュニケーション力があるということも推測できます。

出典:プロジェクトマネージャ試験|独立行政法人情報処理推進機構
参照 : https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/pm.html

5:C言語プログラミング能力検定試験

C言語プログラミング能力検定試験は、C言語を用いて応用プログラムの作成能力を認定する資格です。1級〜3級まで用意されているため、C言語が未経験の方は簡単なプログラムが書けることを証明する3級から始めると良いでしょう。

1級と2級は年2回、3級は年3回試験が実施されています。試験内容は、実技と筆記試験の両方が含まれます。

アプリエンジニアに適した人物像3つ


この章では、アプリエンジニアに適した人物像を紹介します。アプリエンジニアは、リーダーシップ・向上心・アプリ利用者のニーズを叶えたいという思いがある方に最適です。それでは、上記の内容について詳しく解説していきます。

1:チームのリーダーとして動ける人物

アプリエンジニアが働くIT業界では、エンジニアが複数集まってプロジェクトを進行しているため、チームワークが必要です。

キャリア経験が長いアプリエンジニアは、開発現場の責任者を担当することもあるため、リーダーシップのある人材が適しています。他のエンジニアの働き方を見ながら適切な指示を出すスキルが必要です。

2:新しい技術を磨く向上心のある人物

システム開発に関する新しい技術を磨く向上心のある人物も、アプリエンジニアに向いています。アプリの設計から開発、運用、保守を広義に渡り担当するため、幅広い技術が必要です。

例えばデータベース、ソフトウェア・ハードウェアなどに関連する技術が必要なため、色々な技術を身に付けたいという向上心がある人が向いているのです。

3:アプリによってユーザーのニーズを叶えたい人物

アプリを通して消費者のニーズを叶えたい方も、仕事への適性があるといえます。アプリエンジニアが制作するアプリは顧客のニーズに応えるものであるからです。

例えば業務アプリであれば、企業の業務効率を向上させるという目的で作られています。そのため、アプリを通して人々の生活をより便利に・彩り豊かにしたいという方に向いているでしょう。

アプリエンジニアの平均的な年収


アプリエンジニアの平均年収は、約450万円といわれています。この数値は、ITエンジニアの中では平均的となっています。求人の年収分布に関しては、300〜400万円未満が約30%を占めており、 次に多いのが400〜500万円で25%前後です。

アプリエンジニアは需要が高く、将来性がある職業です。中でも、複数のアプリ開発技術を兼ね備えているエンジニアは、給与を増やすことが可能となります。

さらにフリーランスとして働く場合の平均年収は約900万円と高くなっています。副業として働く方も、単価によっては高水準を得られるため、複数の仕事を掛け持ちしたい方にもおすすめです。

アプリエンジニアに関する知識を活かし優れた人材を採用しよう


アプリエンジニアとはITシステムのアプリケーションを作る専門家であり、多くの知識が必要です。

優秀な人材を採用するためには、システムアーキテクト試験、基本情報技術者試験などの資格保有者の中から適切なスキルがある人材を見極めると良いでしょう。アプリエンジニアに関する知識をぜひ活かしてみてください。