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フロントエンドエンジニア採用時のポイント7つ|職能や将来性も解説

フロントエンドエンジニアが担当する業務


フロントエンドエンジニアの業務では、Webサイトやアプリケーション上の「ユーザーが見える部分」のページをプログラミングやコーディングします。

具体的には、Webデザイナーが作ったWebサイトやアプリケーションのデザインを基に、HTMLやCSS、JavaScriptなどの言語を使い、Webサイトやアプリケーションを作成します。

フロントエンドとバックエンドの違い

Webサイト上で、ユーザーの目に見える分野をフロントエンドと呼び、ユーザー側からは目にすることができない分野をバックエンドと呼びます。

例えば、フロントエンドはWebサイトの画面や文字、ボタンなど、ユーザーが直接目に触れる部分を指します。

一方、バックエンドとは、ユーザーからは見えない部分であるサーバーの運用や処理、データベースの保存などの分野です。

フロントエンドとバックエンドでは使用する言語が異なり、フロントエンドは主にJavaScriptやHTML、CSSを使用します。一方バックエンドの使用する言語は、JavaやJavaScript、PHP、Python、Rubyなどです。

フロントエンドエンジニアの職能とは


フロントエンドエンジニアに必須のスキルは、CSSとHTMLを使い、Webサイトが制作できることです。エンジニア言語の中で、CSSとHTMLは、プログラミング初心者でも習得しやすい、比較的簡単な言語と言えます。

この2つの言語に加えて、Webサイト上で、動きのある表現を可能にするJavaScriptが、フロントエンジニアにとって必要なスキルです。

JavaScriptも含めた言語を使い、Webサイトやアプリケーションをコーディングする業務がフロントエンジニアの主な仕事になります。

JavaScriptに強い

近年では、フロントエンドエンジニアにとってJavaScriptは必須のスキルになっています。なぜなら、現在のフロントエンドエンジニアの業務は、アプリケーション開発の需要が高く、JavaScriptはアプリケーションの開発で核となる言語であるためです。

また、ブログ作成やSNSを作る際に必要なPHPの言語も、フロントエンドエンジニアに必須のスキルと言えるでしょう。

コーダーやマークアップエンジニアとの違い

コーダーとマークアップエンジニアは、フロントエンドエンジニアに近い職種と言えます。

コーディングを主な業務とする、コーダーとマークアップエンジニアに対して、フロントエンドエンジニアは、コーディングのほかにプログラミングの業務をすることが主な違いです。

モバイル対応が可能

モバイル対応できるスキルを身に付けることが、現在のフロントエンドエンジニアには求められています。

フロントエンドエンジニアがモバイル対応のスキルを必要とする理由は、パソコンユーザーの多い時代から、スマホユーザーが大半を占める世の中に変化しているためです。

そのため、モバイル対応に必要なUIを実装するスキルなどが、フロントエンジニアには求められています。

フロントエンドエンジニアの平均年収はどのくらいか


フロントエンドエンジニアの平均年収は、約500万円と言われています。

日本の平均年収より高いフロントエンドエンジニアですが、スキルの有無で年収にばらつきがあるのが実情です。

スキルの少ない20代では、平均年収は約300万円前後で、能力の高いフロントエンドエンジニアの場合、年収1,000万円を超える人も存在します。

経験とスキルによって大きく変わる

前述したように、スキルによって年収が大きく違うのがフロントエンドエンジニアです。企業が求めているエンジニアとしてのスキルは、経験によって得たスキルと、その人がもっている技術的なスキルの2点です。

経験で得たスキルとは、プロジェクトのリーダーとしてチームを率いた経験や、複数のエンジニアを管理する能力などが挙げられます。

技術的なスキルは、主要な言語のスキル以外に、フレイムワークやライブラリーを使えること、バックエンドのスキルを持っていることなどです。

現在のIT業界では、エンジニアの数が不足しているため、スキルの高い人材を確保するのが難しい現状です。そのため、さまざまなスキルを備えた人材は、必然的に年収も高くなる傾向にあります。

フロントエンドエンジニアを採用する際のチェックポイント7つ


総合力の高いフロントエンドエンジニアを見極めるには、技術的なスキル以外にも、人間的な資質に目を向けることが大切です。

ここでは、将来性のあるフロントエンドエンジニアを確保するために、押さえておくべきポイントを解説します。

1:JavaScriptのスキルがあるか

JavaScriptのスキルがあるフロントエンドエンジニアは、企業に多くのメリットをもたらします。そのため、JavaScriptのスキルを持っているかどうかは、フロントエンドエンジニアを採用する際の1つの指標です。

JavaScriptのスキルを持っているフロントエンドエンジニアは、さまざまなWebアプリの作成ができます。また、ほとんどのWebアプリにJavaScriptは対応しているため、開発案件にJavaScriptを使用するケースが多くなります。

そのため、JavaScriptのスキルを持ったフロントエンドエンジニアは、数多くの案件に関わることができるため、貴重な人材となるのです。

2:マネジメント能力があるか

フロントエンドエンジニアには、マネジメント能力の高さも求められます。マネジメント能力のあるフロントエンジニアは、チームリーダーとしての役割を任せられることがあるためです。

リーダーとしてチームを率いるには、チームメンバーと良い関係を築くコミュニケーション能力や、メンバーのモチベーションを上げるスキルが必要になります。

チームリーダーを経験したことのあるフロントエンドエンジニアは、このようなスキルを備えている可能性が高いでしょう。

3:サービス精神が旺盛か

ユーザーとの距離が近い分野を担当するフロントエンドエンジニアは、サービス精神が旺盛な人材が、エンジニアとして活躍できます。

例えば、自分の作成した画面で「ユーザーに驚きを与えたい」といった思いで仕事に取り組む姿勢が、エンジニアには必要です。

そのようなサービス精神があるエンジニアが、新しい機能や良いデザインを作り出すと言えるでしょう。

4:知識を増やし続けられるか

近年では、フロントエンドエンジニアの求められるスキルが多様化しているため、基本的なスキルだけでは、エンジニアとして生き残れなくなっています。

そのため企業は、常に新しい技術を追い求めるような、好奇心のある人材を採用するといいでしょう。

現状に満足しているスキルの高いエンジニアより、新しい知識を勉強しているスキルの低いエンジニアの方が、将来性はあるでしょう。

5:地道な作業を続けられるか

フロントエンドエンジニアは、地道な作業が多い職種です。例えば、フロントエンドエンジニアのメインの業務であるコーディングは、完成するまでに試行錯誤を繰り返しながら完成させます。

このような根気のいる作業を淡々とこなせる能力が、フロントエンドエンジニアには必要です。採用担当者は、フロントエンドエンジニアの人間的な資質を見抜くことが求められます。

6:仕様変更や技術の変化に対してストレスを感じないタイプか

近年のWeb業界では、新しい技術開発のスピードが速く、フロントエンドエンジニアは変化に対して柔軟に対応しなければなりません。

そのため、フロントエンドエンジニアには、技術の変化に対応できる能力や、業務の仕様変更にストレスなく対応できる資質が求められます。

7:新しいことにチャレンジし続けられるか

前述したように技術開発の早い近年のWeb業界では、フロントエンドエンジニアに必須のスキル(HTML ・CSS ・JavaScript)だけではエンジニアとしての価値は低いと言えます。

そのため、新しいことに積極的にチャレンジできるバイタリティある人材の確保が大切です。たとえば、最新の技術やトレンドの知識を、積極的に業務へ取り入れるようなフロントエンドエンジニアは、将来性のある人材と言えるでしょう。

フロントエンドエンジニアに将来的に見込めるスキル6つ


フロントエンドエンジニアは、専門職でありながら担当分野が広いため、さまざまスキルや知識を身につける必要があります。

ここでは、フロントエンドエンジニアが将来的に得ることができる、具体的なスキル6つを紹介します。

1:SEOの知識

フロントエンドエンジニアの業務は、Webマーケティングと関わりが強く、SEOの知識を身に付ける機会が多くなります。

また、SEOの知識を持っているフロントエンドエンジニアは、Webディレクターなどと意思疎通しやすく、業務を円滑に進められるでしょう。

2:バックエンドの知識

フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアは、業務内容は異なりますが、1つのサービスとして繋がっています。そのため、バックエンドの知識もそれなりに身に付けられます。

しかし、幅広い分野のスキルが必要なフロントエンドに対して、バックエンドは専門的なスキルがメインであり、フロントエンドエンジニアの業務をするだけでは、バックエンドのスキルは身に付きません。

バックエンドの知識やスキルを身に付けたフロントエンドエンジニアは、マルチエンジニアとして貴重な人材になります。

3:Webデザインの知識

フロントエンドエンジニアの主な業務は、Webデザイナーが作成したデザインを、Webサイトのフロント分野のプラウザに表示することです。業務を通じてWebデザイナーとやり取りをする中で、エンジニアはWebデザインの知識を学んでいくことができるでしょう。

4:UIやUXスキルの向上

UIやUXスキルとは、Webコンテンツをユーザーが「使いやすく」「楽しめる」サイトにする能力です。フロントエンジニアは、ユーザー目線でWebサイトを作成しているため、ユーザーが何を求めているかを理解するスキルが磨かれます。

フロントエンドエンジニアがUIやUXスキルを磨くことで、ユーザーのニーズを理解した質の高いWebサイトを、企業は提供できるでしょう。

5:フロンドエンドに留まらないオールマイティーな活躍

フロントエンドエンジニアは、コーダーやマークアップエンジニアより上の役職です。そのため、さまざまなスキルや知識に精通している人材が、フロントエンジニアとして活躍しています。

フロントエンドエンジニアが、バックエンドのスキルを身に付けると、マルチエンジニアとして活躍できるでしょう。

6:マネジメント能力の向上

基本的にエンジニアは、チームで業務に取り組みます。そのため、フロントエンドエンジニアなどの上位職は、人の上に立つことが多く、マネジメント能力が磨かれます。

リーダーなどの役割を担うことで、マネジメント能力が飛躍的に伸びる人もいます。そのような人材は、マネジメント能力を活かして、Webディレクターへキャリアチェンジする人もいるでしょう。

フロントエンドエンジニアを採用する際は将来性を意識しよう


フロントエンドエンジニアを採用する際には、技術的なスキルはもちろん大事ですが、人間的にフロントエンジニアの業務とマッチしているか、見極めることが大切になるでしょう。

また、マネジメント能力やその人の人間的な資質は、リーダーの役割を担う上で重要です。将来性がある人材を確保するには、そのような目に見えないスキルや、その人の性格を見抜くことが求められます。