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離職率を上げないための対策7つ|外国人エンジニア採用の視点も解説

IT系エンジニアの離職率は高い?

雇用動向調査結果によると、情報通信業界においての離職率は11.8%と、数字で見ると高くはないでしょう。宿泊・飲食サービス業の26.9%や生活関連サービス業・娯楽業の23.9%など、離職率が高い業界と比べても、離職率が高いわけではありません。

 

しかし、IT系エンジニアの離職率は高いイメージがついています。それは労働環境が過酷なことや、慢性的に人手不足な業界で求人を出しても来ない現実があるためです。

平成 30 年雇用動向調査結果の概況 – 厚生労働省

IT業界で離職率が高い原因

IT業界で離職率が高い原因には、長時間労働や休日が少ない・技術があれば転職しやすい・仕事内容が限られているので同じ会社にいてもキャリアアップを図りづらい、などがあります。

 

現在、IT系エンジニアは人手不足の時代ですが、エンジニアの離職率が高い、と悩んでいる企業は、改めて職場状況を確認してみましょう。

エンジニアが離職しやすい職場の特徴6つ

離職率しやすい職場にはいくつか共通してみられる特徴があります。離職しやすい環境であれば、エンジニアが新しく入ってきてもすぐに離職されるケースは少なくありません。

 

エンジニアが離職しやすい職場の特徴に、仕事内容に変化がない・ワークライフバランスが取れないことなど、さまざまな原因が挙げられます。

離職しやすい職場の特徴1:仕事内容に変化がない

離職しやすい職場の特徴として1つ目は、仕事内容に変化がないことです。IT需要は増えていますが、できる人が限られるため、同じ仕事内容が多いのも事実です。

 

同じ仕事を依頼するのはミスがなく、技術の信頼の現れでもありますが、頼まれるエンジニアとしては同じ内容が多いと飽きてしまい、離職率が上がります。成長を感じず、停滞していることにストレスを感じるでしょう。

離職しやすい職場の特徴2:ワークライフバランスが取れていない

離職しやすい職場の特徴として2つ目は、ワークライフバランスが取れていないことです。エンジニアは、不具合などトラブルがあれば残業が発生し、クライアントからの指示で急な要請や変更で仕事内容が左右されることもあります。

 

設定した作業内容とズレが生じ、納期に間に合わせるためにプライベートを犠牲にすることも多々あるでしょう。労働時間の不規則さが常につきまとい、休日出勤など発生しやすい職種です。

離職しやすい職場の特徴3:職場の人間関係の風通しがよくない

離職しやすい職場の特徴として3つ目は、職場の人間関係の風通しがよくないことです。個人で作業する時間が長くなると、社内の人であっても会話が減り、交流が少ない状況が生まれます。

 

交流が減ると、連携がとれないため、仕事が大変な時も個人で負担を抱えることになりますし、人材の育成も困難になるでしょう。働きにくいと感じれば、当然離職を考えるエンジニアは増えてしまいます。

離職しやすい職場の特徴4:中途や新入社員へのフォローができていない

離職しやすい職場の特徴として4つ目は、中途や新入社員へのフォローができていないことです。中途や新人の人が気軽に上司や先輩に頼れない環境は、殺伐としていて仕事がスムーズに進みにくいでしょう。

 

新人は勿論、中途採用のエンジニアといっても実力の差はあり、慣れない状況で誰のフォローもない状況は、ミスも増えがちです。協力体制や信頼関係など、人間関係の繋がりが薄いことで転職を考えるエンジニアは増えるでしょう。

離職しやすい職場の特徴5:社員の団結や連係が取れていない

離職しやすい職場の特徴として5つ目は、社員の団結や連係が取れていないことです。社員の団結や連係が取れないと、意思疎通が取りにくく、仕事でもミスが生じやすいでしょう。

 

コミュニケーションやチームワークがとれることで、明るく働きやすい雰囲気が職場に生まれますが、逆にこの点が欠けている職場は、働きにくさにつながり離職率が高い傾向にあります。

離職しやすい職場の特徴6:非効率的な慣習や規則が多い

離職しやすい職場の特徴として6つ目は、非効率的な慣習や規則が多いことです。エンジニアは優秀な人ほど、効率が悪いことを嫌い、生産性や成果主義の視点を持っています。

 

勤続年数での評価や年功序列制度など、社内に非効率で理不尽なルールがあると、その場に長くいることを無駄だと考え、エンジニアは転職を考えるでしょう。

離職率を上げないための対策7つ

離職率を上げないための対策には、さまざまな要因があります。

 

エンジニアの人手不足はIT化が進む世の流れの中で非常に深刻です。社内のエンジニアを大切にするため、離職率を上げない工夫をしていきましょう。

離職率を上げないための対策1:採用時のミスマッチを減らす

離職率を上げないための対策として1つ目は、採用時のミスマッチを減らすことです。スキル内容についても、エンジニアによって使用できるプログラミング言語、専門分野は異なるため、細かく提示しないと採用のミスマッチは発生します。

 

ミスマッチを減らす方法としては、人事部と現場エンジニアで協力して、欲しい人材の人物像を明らかにする必要があるでしょう。

離職率を上げないための対策2:中途や新入社員が働きやすい環境をつくる

離職率を上げないための対策として2つ目は、中途や新入社員が働きやすい環境をつくることです。中途採用社員をスムーズに即戦力とすることで現場の負荷が減り、新人育成は会社の今後に関わります。

 

働きやすい環境づくりは、元からいたエンジニアが中途・新入社員のフォローを定期的に行い、普段から会話できる雰囲気を部署全体で作っていく必要があります。質問など、気軽に聞ける環境づくりに力を入れましょう。

離職率を上げないための対策3:社員へのヒアリングで評価や環境を改善する

離職率を上げないための対策として3つ目は、社員へのヒアリングで評価や環境を改善することです。会社から、個人を見ている姿勢を伝えられるため、エンジニア自身のモチベーション、やる気をアップさせる効果があるでしょう。

 

最近、仕事に対してどう向き合っているか、作業状況やチーム体制、人間関係など困っていることがないかなど、ヒアリングしておきましょう。

離職率を上げないための対策4:フレックスタイム制を導入する

離職率を上げないための対策として4つ目は、フレックスタイム制を導入することです。フレックスタイム制は始業・終業時刻を自身で決定できるので、個人で効率的に時間配分が可能になります。

 

残業が多いエンジニアにとって、始業時間を遅らせられる効果があるため、離職率低下につながるでしょう。デメリットは、打ち合わせの時間設定が難しくなる可能性や、社員によってルーズさを助長させる危険性が高いことです。

離職率を上げないための対策5:リモートやテレワークへの寛容性を高める

離職率を上げないための対策として5つ目は、リモートやテレワークへの寛容性を高めることです。リモートやテレワークは、働きやすい環境を自分で設定できるので成果主義のエンジニア気質に合った働き方といえるでしょう。通勤時間もなくなり、無駄な時間を省くことも可能です。

 

ただ、労働時間の管理が難しく、仕事と仕事以外の切り分けが難しい、場合によっては更に長時間労働になってしまうなどのデメリット面もあります。

離職率を上げないための対策6:社員目線での福利厚生を検討する

離職率を上げないための対策として6つ目は、社員目線での福利厚生を検討することです。福利厚生は愛社心や仕事への意欲など、モチベーションを高める観点で重要な要素になるでしょう。

 

福利厚生は、食事補助と住宅手当、家族手当、宿泊、旅行など様々です。社員目線での福利厚生にすることが大切になるため、社員に福利厚生案のアンケートをとりましょう。経営層が選ぶ福利厚生よりも、実際は別の希望が多いケースもあります。

離職率を上げないための対策7:社員同士の風通しをよくする

離職率を上げないための対策として7つ目は、社員同士の風通しをよくすることです。社員同士の交流を増やし、人間関係で良好な雰囲気ができれば会社自体を好きになるでしょう。

 

社員同士の風通しを良くするには、社員のスキルアップを助ける社員研修制度を入れたり、社員旅行や社内でレクリエーションを考えたりするのも手です。社員交流の場が増えることで、普段関わらない部署の人とも知り合えます。

人材確保のポイントは外国人エンジニアの採用

人材確保のポイントとして外国人エンジニアの採用を考えてみるのも一つの手です。日本人だけに絞ってしまうと枠を狭めてしまい、人手不足は解消しにくいところがあります。

 

注意点として、人材確保のポイントは外国人エンジニアの採用は、外国人エンジニアの特徴や、ミスマッチをなくすためにするべきことなど、きちんと抑えておく必要があるでしょう。

外国人エンジニアの特徴

外国人エンジニアの特徴は、日本のエンジニアと違って、言語や文化の違いが壁になることや、給料へのこだわりが日本人に比べて強い点などがあります。

 

言語の違いはプログラミングの技術があっても連携で意志疎通がとりにくく、スムーズな作業連携が取れないケースもあるでしょう。日本語能力検定である程度の成績を持っている人材を採用など、採用の際注意が必要です。

外国人エンジニア採用でミスマッチをなくすには?

外国人エンジニア採用でミスマッチをなくすためには、フレックスタイム制の導入が必要です。会社が決めた時間に、毎日社員全員出社することが会社のルールという伝統的日本企業は、外国人にとって理解しがたい部分でしょう。

 

外国人エンジニアは成果物に対する評価を求めます。日本の年功序列や、意識レベルでの話、生産性に結びつかない縛りの重要性は伝わりません。

職場環境や働き方を改善し離職率をさげよう

離職率を上げないための対策について紹介しました。今後、様々な分野で自動化が進みITは必要とされていくため、ITエンジニア需要は高まっていくでしょう。IT系エンジニアの離職率を下げるには、離職率が高いであろう原因を見極め、対策することが大切です。

 

フレックスタイム制を導入したり、リモートやテレワークへの寛容性など働き方の自由度を高めたりして、職場環境や働き方を改善し離職率を低下させていきましょう。