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エンジニア技術派遣会社の求人票の書き方7つ|必ず明記する項目とは?

求人票の定義とは

求人票とは、人材紹介会社やハローワークなどに求人を出す際に、求人したい企業が提出する書類です。労働契約を締結するときに、法律で6項目の労働条件を明示することが決められています。その内容と相違ない内容を求人票に記載します。

 

法律で決められた6項目は、求職者がその求人を判断するのに最低限必要な要素です。より興味を持って応募してもらうためには、他の情報を加えたり、見せ方の工夫したりすることも効果的です。

「労働基準法施⾏規則」 改正のお知らせ

必ず求人票に明記する項目9つ

法律で決められた労働条件の明示は6項目ですが、それ以外にも求職者の判断基準となる情報のうち優先順位の高い3つの情報も基本的な項目として加えることがおすすめです。本項では、9つの求人票に明記する項目について、記入するポイントを示しながら紹介します。

求人票に明記する項目1:労働契約期間

雇用期間が決まっている場合は、その旨を求人票に明示しなければなりません。有期労働契約は、原則として上限が3年と決まっていますが、労働者が専門的な知識を要する場合や65歳以上の労働者については、上限が5年となります。

 

有期労働契約は、更新する場合の基準に関しても記載する必要がありますので、契約期間満了後の更新の有無や可能性も必ず記入してください。試用期間がある場合は、その旨も記入しましょう。

労働契約(契約の締結、労働条件の変更、解雇等)

求人票に明記する項目2:業務の内容

入社後に担当してほしい業務の内容を、求職者がイメージしやすいように記載しましょう。業務内容を見て、自分に向いている仕事か、その求人に興味を持つ大きな要素となりますので、業務内容が複数ある場合は箇条書きで示すなど、詳しく伝えられるように心がけましょう。

 

求人票で示されていた業務内容と実際に働いたときの業務が異なった場合には、トラブルにもつながりかねませんので、そういったことがないよう十分に確認してください。

求人票に明記する項目3:給与額

賃金形態を示した上で、給与額を記載します。賃金形態とは、時給・日給・月給・年俸制といった選択肢から選びます。給与の額は基本給を記載します。基本給に固定残業代が含まれている場合はその旨も忘れず記入してください。

 

その他に、給与以外にも条件に合致する採用者全員に支給される手当があれば求人票に記載してください。能力手当や資格手当、家族手当や地域手当などが該当します。また、賞与がある場合も前年の実績とともに忘れず記載しましょう。

求人票に明記する項目4:休日

雇用主は、従業員に少なくとも週1日の休日、もしくは、4週間に4日の休日を付与することが決められています。週休二日制や決まった曜日が休日となる場合はその曜日を明示します。

 

休日が必ずしも決まった曜日にならない交代制・シフト制や、特定の曜日のみ通常勤務となる場合などには、その旨を記載しましょう。また、半年勤務後の年次有給休暇日数と、フルタイム勤務の場合は年間休日数も合わせて記載すると、求職者はイメージがしやすくなります。

労働時間・休日に関する主な制度

求人票に明記する項目5:就業場所

求人票に就業場所の住所とアクセスについて記載します。住所は建物名や部屋番号まで書きましょう。

 

アクセスは、最寄り駅やバス停からの徒歩の所要時間や、車でのアクセス方法や所要時間について記載するとわかりやすく親切です。また、就業場所のイメージをつかみやすくするために、就業場所の就労者の人数を記載すると良いでしょう。

求人票に明記する項目6:各種保険に関すること

一般的に条件を満たした企業や雇用主は社会保険に加入しています。社会保険には健康保険と厚生年金保険があります。また、それ以外にも雇用保険や労災保険などがあります。

 

社会保険に加入している事業所で働いていても、すべての従業員が社会保険に加入とはならず、一定の勤務時間と勤務日数の条件を満たすことで加入が義務付けられます。求人票には、こういった各種の保険について記載してください。

労働時間関連

様々な働き方ある分、労働時間や働き方も多様な選択肢があります。

 

求人票には労働時間や勤務日について明記する必要があります。また、裁量労働制の場合などはその旨も記載しなければなりません。

 

本項では労働時間に関する記載事項を、3つの項目に分けて紹介します。

求人票に明記する項目7:始業・終業の時刻

求人票に始業時間と終業時間を記入します。休憩を差し引いた実際の労働時間は、原則として1日8時間まで、1週間に40時間までと決められています。変形労働時間制を採用している場合でも、一定期間を平均して、この法定労働時間を超えない範囲となります。

 

より柔軟な働き方を可能とする目的のためにフレックスタイム制を採用している場合や、裁量労働制を採用している場合はその旨を記載します。

労働時間・休日に関する主な制度

求人票に明記する項目8:所定労働時間外の労働の有無

就業規則で規定された労働時間を超過した分を、所定労働外時間といいます。残業がある場合には、その有無を記載する必要があります。また、一定時間の残業代を定額で支払う場合は固定残業代の有無も記載しましょう。

 

従業員に法定の時間外や休日に時間外労働をさせる場合は、労使協定の締結と行政官庁への届け出が必要です。この協定は時間外労働協定、いわゆる36協定(サブロク協定)といわれるものです。

時間外労働協定(36協定)

求人票に明記する項目9:休憩時間

雇用主は、従業員の労働時間に応じて休憩時間を与える必要があります。6時間の労働に対しては45分、8時間の労働に対しては1時間の休憩を付与することが決められています。求人票には1日の合計休憩時間を記載してください。

 

始業時間と終業時間を労働者が決めるフレックスタイム制を採用している場合も、雇用主は法定の要件に合致する休憩時間を与えなくてはなりません。

法定の労働時間、休憩、休日

エンジニア技術派遣会社の求人票の書き方7つ

エンジニア技術派遣会社の求人票を記入する際は、どのような人材を希望しているのか明確にしてから記入するようにしましょう。

 

希望する人材にリーチするためには、求人票の記載内容・求人票を記載する媒体・時期などに細かく配慮することで、効果的な人材採用が行えるようになります。それぞれの書き方について具体的に説明します。

求人票の書き方1:どのようなエンジニアを評価するのかを考える

最適なマッチングのためにも、どのようなエンジニア人材を求めているか明確な基準を定めることが重要です。エンジニアの特定のスキルや能力、知識や経験、資格を評価するのであれば、その旨も求人票に必ず記載してください。

 

また、そういった情報を記載する場合には、業務上必須の項目と、必須ではないがあると望ましい項目とに分けて記入してください。あまり評価する内容を狭めすぎることで、思ったように求人が集まらない場合もありますので気を付けましょう。

求人票の書き方2:欲しい求人のターゲットがいる場所への露出を高める

ターゲット層の人材の目に留まる場所を考えて、求人を出しましょう。例えば、ITやエンジニアに特化している人材紹介会社で求人を出すことで、企業が求めるエンジニアに知ってもらいやすくなります。

 

また、ソーシャルメディアに日常的に触れている人も年代を問わず増えてきていますので、ソーシャルリクルーティングといった手段も目に留まりやすく、同時に効果的な求人情報の拡散も期待できます。

求人票の書き方3:エンジニアの価値が分かる企業だとアピールする

社内でエンジニアがどのような活躍をしてきたか、また、入社後にはどのように活躍してほしいかを記すことで、エンジニアの価値が理解できているという姿勢を示しましょう。エンジニアへの待遇や資格取得サポート制度が明記できる場合は魅力がより伝わりやすくなります。

 

年々エンジニアは人手不足で売り手市場が高まっている側面があります。エンジニアの培ってきたキャリアや実績を正当に評価できることが伝われば、それだけキャリアアップに繋がる業務を期待する応募者も増えるでしょう。

求人票の書き方4:すべてのエンジニアに届く言い回しにしない

未経験歓迎の場合は別ですが、求めるポジションや人物像、技能や経験などが明確な場合は、その旨をしっかり記載してください。簡素な内容の求人票を出し、本来求める人材像に当てはまらない応募が増えることは、採用活動において得策とはいえません。

 

多くの応募者を知ることは大切ですが、あまりにもすべての人に門戸を広げてしまうと、採用部署が対応しきれなかったり、応募者とのミスマッチという結果を招いたりすることもありますので、注意が必要です。

求人票の書き方5:「求人の売り」と「お願いしたいこと」を文章で合わせる

エンジニアの培ってきた経験や資格が、入社後にどのような役割となって業務に活かしてもらいたいかを記載しましょう。また、業務に関わることで得られるキャリアアップをイメージさせることも重要です。

 

新しい言語や最新技術への取り組み姿勢を伝えることは、求職者に今ある自分の能力をさらに伸ばせる期待を抱かせることができます。求人の売りとお願いしたいことが、双方にとってメリットとなるように記載することがポイントです。

求人票の書き方6:採用の背景や時間軸を意識する

求人をする背景に、社内でどのようなニーズや背景があったのかということを知る必要があります。また、急を要する求人なのか、継続的に募集をかけるものなのかも社内で該当部署に確認して把握しておきます。

 

採用の背景や時間軸を知っていることで、最適な求人媒体や効果的な採用活動を選択することができます。

求人票の書き方7:エンジニアの専門家目線の表現を入れる

すべて専門用語で書く必要はありませんが、エンジニアが理解できる言葉で表現することも大切です。

 

開発風土や、企業の特徴、最新技術への取り組みや研究開発など、専門家目線の表現を盛り込むことで、よりターゲットとなる人材にリーチしやすい求人票にすることができます。

求人票を出すときの注意点

上記で紹介した労働条件を明示するとともに、求人票を出す際にも注意点があります。

 

応募者を採用することが決まると、労働契約の基本原則に基づき、労働契約を締結することになりますが、その際に求人票や面接時に伝えている内容が関係してきます。

労働条件通知書と求人内容が食い違わないようにする

入社が決まったら、雇用主は労働条件通知書を書面で作成し、労働者に通知する義務があります。

 

求人票に書かれた内容と労働条件通知書に記載された内容が食い違っていると、後々大きな問題になりかねません。また、労働条件通知書には上記の明記すべき9項目以外にも、賃金の支払日や支払方法、定年・解雇・退職についての項目も明記してください。

エンジニア技術派遣会社の魅力的な求人票を作ろう

エンジニア向けの求人票を作成するポイントを紹介しましたが、いかがでしたか。

 

エンジニア技術派遣会社を利用して、求める人材にリーチする魅力的な求人票を作成し、企業側と応募者の双方にとってメリットとなるような、効率的な採用を目指しましょう。