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戦略的人事が失敗してしまう理由3選

世界の有名企業が導入し、注目を集めている戦略的人事。
上手く導入することが出来れば様々なメリットを享受できますが、失敗する事例も存在します。

戦略的人事を導入する前に、失敗する理由を把握しておきましょう。
そうすれば、旧来型人事から戦略的人事へのスムーズな転換を実現できます。

失敗してからでは遅い!戦略的人事の失敗理由とは

戦略

経営陣、人事担当者、従業員の3者のいずれか、または、複数に問題が存在すると、戦略的人事の導入に失敗してしまいます。
以下、3者それぞれの問題について詳しくみていきます。

経営陣に問題があるケース

経営者が明確に経営戦略を示さなかったり経営戦略に一貫性がなかったりする場合、戦略的人事の導入が困難です。

また、人事担当者が経営戦略を提言しても、経営者がワンマン体質で受け入れようとしない場合も失敗してしまいます。
まずは経営トップが経営戦略を明確化するとともに、意見を聞く姿勢を持つことが重要です。

人事担当者に問題があるケース

経営者が経営戦略を明確に示していても、人事担当者が理解していない場合、戦略的人事の導入に失敗します。

人事担当者が「人事の仕事は労務管理である」という感覚を持っていると、経営戦略を人事戦略に反映させる「攻めの人事」を行うことができず、従来型の人事から抜け出すことができません。

従業員に問題があるケース

経営者や人事部が適切に戦略的人事を遂行していても、従業員が非協力的だと失敗してしまいます。

従来型人事から戦略的人事への転換には大きな組織改革が伴うため、変化を嫌う従業員は抵抗します。
経営陣や人事部は、粘り強く「戦略的経営は会社の業績向上に繋がり、結果的に従業員の利益になる」と説明し、従業員の納得が得られるように努力しなければなりません。

戦略的人事は経営陣、人事担当者、従業員の協力が不可欠

戦略的人事は、経営陣、人事担当者、従業員の3者が意味を理解し、互いに協力しなければ失敗します。
経営者は明確な経営戦略を打ち出し、人事部からの提言に耳を傾ける必要があります。

また、人事部も「労務管理だけ行えばいい」という意識を改め、従業員も経営戦略に対する理解を深め、会社全体が団結して進んでいく雰囲気を醸成しなければなりません。

終身雇用、年功序列、企業別組合といった従来の企業文化・制度が残存し、旧来の人事観にとらわれ、変化を恐れる企業では導入が困難です。
戦略的人事を成功させるためには、根本的に企業風土から変えていく必要があります。