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パルスサーベイとは?目的・メリット4つと主な活用場面をご紹介

パルスサーベイとは?

パルスサーベイとは、従業員の満足度を高頻度で測定するための意識調査のことです。

パルスとは心拍数のことです。社員が企業にどれだけ馴染めているのかを、的確な質問を定期的にくりかえすことで、リアルタイムに判定していきます。

会社に対するエンゲージメントなどをパルスサーベイで測ることで、組織の改善を行う資料として活用していくことができます。

パルスサーベイの導入が進む理由

パルスサーベイが各企業で推進されている理由に、エンゲージメントの重要性の向上が挙げられます。従業員の満足度が高い企業は、企業に対するエンゲージメント(愛社精神)も高いと判断できます。

企業は現在、社員ひとりひとりが職場に馴染み、組織と個人が一体化して業務に励むことをよしとする目標を掲げています。そのためには、パルスサーベイで従業員満足度を頻繁に確認する必要があります。

パルスサーベイの目的・メリット4つ

パルスサーベイの目的やメリットがいくつかあります。

従業員の満足度が把握できる上に、健康管理が可能になる場合や、エンゲージメントの向上や従業員に対して適切なフォローが可能になる点について4つを紹介していきます。

目的・メリット1:従業員の満足度を把握する

パルスサーベイは、最新の従業員満足度を把握することができます。

パルスサーベイはリアルタイムな従業員の満足度を測ることができます。そのため、組織内にある課題を早い段階で浮き彫りにさせることが可能です。

その場で問題を解決していかなくては、組織改革は成功しません。組織と個人の課題が重症化する前に、早期解決へ向けてパルスサーベイの導入が役立てられています。

リアルタイムに調査が可能

パルスサーベイは、従業員の企業に対する満足度をリアルタイムに調査できます。

従業員が持つ会社に対する不満や満足度を、パルスサーベイで月や週単位で調査することが可能です。パルスサーベイの結果はその場でわかるので、すぐに組織や個人の意識改善に利用できます。

不満や満足度はその場その場で解決していかないと、個人の中で降り積もり、のちのち大きなトラブルへとつながる恐れがあります。そこで、パルスサーベイのリアルな調査が役立つでしょう。

コストが抑えられる

パルスサーベイはコストがかからない従業員満足度の調査です。

一般的に行われている従業員満足度調査に比べて、パルスサーベイはコストが安くてすみます。なぜなら、一般の調査は年に1回ぐらいしか実施されないため、大掛かりなものになりやすいからです。ビッグデータになるほど費用も時間もかかるため、高額になりがちです。

パルスサーベイは自社だけで完結することもできる意識調査で、短い質問なので回答率もよく、大変コスパのいい調査となっています。

目的・メリット2:健康管理が可能

パルスサーベイで従業員の健康管理もできます。

従業員が会社に不満やストレスを抱えることで企業に対する満足度が低下してくると、作業効率が落ちて健康維持が難しくなっていきます。

パルスサーベイで、満足度が著しく低下している従業員を中心に職場や業務の改善を行えば、社員の健康に配慮した職場づくりを実践していくことができます。

目的・メリット3:エンゲージメントの向上

パルスサーベイを、従業員が職場に対して愛着心を持つきっかけに活用できます。

パルスサーベイは従業員の不満や満足度を調査して、即座に結果を出してくれます。そして、調査結果をもとに改善点を企業に提案します。

会社側は、特定の個人に負担をかけることなく、パルスサーベイの提案をもとに組織の改善を行っていくことができます。結果として、エンゲージメントの向上が期待できるのです。

目的・メリット4:従業員に対して適切なフォローが可能

パルスサーベイを実施することで、会社は従業員に対して働きやすい環境を提供し続けることが可能になります。その結果、社員の離職率が減り、エンゲージメントが向上すると期待されています。

具体例として、パルスサーベイを行う際に自由欄を設けることで、職場の改善点や個人的な不満などを回答してもらう方法などが挙げられます。

即座にフィードバックされた回答に企業側が真摯に対応することで、従業員と雇用者側に信頼関係が築かれ、エンゲージメントが向上すると考えられています。

パルスサーベイの主な活用場面4つ

パルスサーベイの主な活用場面を4つ紹介していきます。

パルスサーベイは新入社員が入ったときなどによく活用されますが、その後も定期的に実施していくことでエンゲージメントの向上が期待できます。

活用場面1:新しい制度を導入するとき

パルスサーベイは、リモートやテレワークなどの新たな制度の導入時に実施するとよいでしょう。

新しい制度を導入したときに従業員の本音を知りたければ、パルスサーベイが有効的です。フレックス制度を導入したり、人事制度を変えたりしたときに社員がそれらの新制度をどう感じているのかが即座に判断できるからです。

エンゲージメントが上がっていれば、その制度が功を奏しているとわかります。しかし下がっていたとしたら、新しく導入した制度の内容を検討し直す必要があると考えられます。

活用場面2:新しい人を採用したとき

新入社員などの採用で増員があった場合は、パルスサーベイを行うとよいでしょう。

新たな社員が1人入っただけで、職場の雰囲気は大きく変わります。また新しく入った人はさらに大変で、新しい仲間や仕事場に早く馴染むために四苦八苦しています。

そこで、パルスサーベイを活用して、新しい人員がその職場に早く慣れるようにサポートしていきましょう。会社との信頼関係を早い段階で築くことができるため、社員の早期の即戦力化・定着化に有効です。

活用場面3:健康管理

パルスサーベイを行うことで、従業員の健康管理ができます。

パルスサーベイは簡単なストレスチェックになるので、社員の精神的なケアに役立ちます。人間は精神が蝕まれると、だんだんと体力が落ちて肉体的にも疲労していきます。その結果、虚弱体質に陥り、体調を崩す恐れがあります。

精神的または肉体的な疲労を抱えている社員をパルスサーベイで見つけ出し、健康に留意した働き方改革をしていくことが可能です。

活用場面4:人事異動で部署が変わったとき

部署が変わったときのストレスは大きいため、早く職場に慣れてもらうためにパルスサーベイを行うとよいでしょう。部署変更が理由で離職するケースはよくあります。早期の段階でパルスサーベイを実施して、社員のストレスの原因を探り出しましょう。

パルスサーベイによる客観的な判断をもとに、異動になった社員の不安を取り除きましょう。エンゲージメントが上がり、従業員と会社との結びつきがより大きくなるはずです。その後も定期的にパルスサーベイを繰り返し、職場環境を整える努力を続けてください。

パルスサーベイの実施方法5つ

パルスサーベイの主な実施の流れとしては、質問の結果を集計・分析することで課題に対する対策を練り、実行することです。

以下ではパルスサーベイの実施方法を5つの項目に分けて紹介するので、ぜひ参考にしてみましょう。

方法1:質問の項目を決定する

まずは何を質問するのかを決めてパルスサーベイを設計していきます。

パルスサーベイの目的は、社員のエンゲージメントの向上です。そのために行う質問の内容は、幸福度や経営に対しての意見・認識、また仕事量や役割分担などのテーマの中から5~15問ほど設定します。

パルスサーベイによって自社のエンゲージメントが上がるように、質問事項はよく考えてから決定してください。

方法2:質問をもとに調査する

パルスサーベイの質問が決まったら、作成した調査票を一斉送信でメールします。また、調査票の提出期限はしっかり設けておきましょう。

パルスサーベイの調査票は、朝のメール確認時や昼休憩などに合わせて送信すると、回答が得られやすいのでおすすめです。

方法3:結果を集計して分析する

パルスサーベイの調査票をすべて回収できたら、結果を集計して分析する作業に入ります。

パルスサーベイのポイントは、調査結果がわかり次第、すぐに分析することです。過去に行ったパルスサーベイの内容と比較して、極端に変化のあった社員をフォローしていく材料にしていきます。

方法4:課題に対する対策を検討する

パルスサーベイから得られた分析結果をもとに、対策を講じていきます。

パルスサーベイで良い結果が出たら、その箇所を持続していけるように、より一層の努力を重ねていきましょう。エンゲージメントが低いなどの悪い結果が出たら、従業員が不満や不安に感じている部分を対象に、解決策を模索していきます。

方法5:検討した内容を実行する

パルスサーベイで気になる結果が導き出された社員に焦点を当てて、必要があれば個別面談をして状況を把握していきましょう。

改善点は会社側でフォローしていけるように、努力してください。その後もパルスサーベイを繰り返し、社員のエンゲージメントが向上するように対策を続けていきましょう。

パルスサーベイを活用してみよう!

パルスサーベイを活用して、エンゲージメントをアップさせていきましょう。

現在、企業はエンゲージメント向上を目的とした組織作りを目指しています。エンゲージメントとは誓約と訳することができます。会社側と従業員側が互いに貢献しながら同じ高みを目指すという意味合いが強いです。

個人の成長は組織の向上であり、生産性を高める結果を導き出します。エンゲージメントを高めるために、定期的なパルスサーベイが企業にとって必須となってきています。