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エンジニアの派遣活用の課題。「帰属意識」の基礎知識

派遣社員を活用しようと思っている企業に知っておいて欲しいことが「帰属意識」です。
人材不足が進む昨今、社員の帰属意識を高めることが注目されています。
ここでは帰属意識の概要や派遣社員の帰属意識についてご紹介します。

帰属意識の概要

帰属意識とは「ある集団の一員である」「その集団に属しているという意識」のことを指します。
帰属意識は所属している集団の規模に関わらず対象となります。
大きなものでいえば国家や国籍、地域、宗教など、小さなものでいえば家族や血縁関係、自治体などのコミュニティなどが含まれます。
帰属意識が低いとグループの中に自分の居場所がないと感じ、積極的に関わりたくないという気持ちが芽生えます。
反対に帰属意識が高いと、所属するグループに対する興味や自尊心が高まります。
この帰属意識は企業と社員の間にも当てはまります
社員の帰属意識が低ければ、職場に愛着を持てなかったり、自分の居場所がないと感じたりします。
また仕事自体への興味を失い、仕事を辞める可能性もあるのです。

派遣のエンジニアの帰属意識はなぜ低くなりがちなのか

社員の中でも特に派遣エンジニアなどの派遣社員は帰属意識が低くなりがちです。
その理由の一つが、契約期間が決まっていることです。
いつからいつまで働くのかが決まっている派遣社員は、「この期間まで頑張ればいい」と考えて、仕事には真面目に取り組みますが、会社自体には愛着が湧きにくい環境にあります。
さらに契約期間が決まっていると、社内で深い人間関係を築くことができません。
仕事をする上で情報の共有やコミュニケーションはとても大切です。
それを築きにくいということは、同時に帰属意識も低くなるということにつながります。
また企業によっては派遣社員と一般社員に明確な差があることも原因の一つです。
派遣社員には自分のデスクがなかったり、派遣社員が利用できない施設(レクリエーションルームや保健室)などがあったりすると、派遣社員のモチベーションは下がってしまいます。
派遣エンジニアの帰属意識を高めたいと考えているなら、一般社員と差をつけない環境整備が求められます。
また派遣先担当者だけでなく、ほかの社員と積極的にコミュニケーションを取れるような工夫も必要といえます。

帰属意識を高めるには環境の整備が必要

上記のような理由から派遣エンジニアの帰属意識は低くなりがちです。
帰属意識を高めるには、デスクやオフィスなどのハード面と、人間関係などのソフト面、双方の環境を整えることが重要です。
派遣エンジニアの帰属意識を高めたいと感じているなら、まず自社で取り組みやすい整備から行ってみてはいかがでしょうか。

※出典元:厚生労働省「人材確保に効く事例集