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ソフトウェアエンジニア採用時のポイント|依頼できる仕事内容とは?

ソフトウェアの開発をするソフトウェアエンジニア


ソフトウェアエンジニアは、ソフトウェアの設計や開発をするエンジニアのことです。

パソコンやスマートフォンにインストールされるアプリケーションや、自動車や家電に搭載されているソフトウェアに関して、どのような機能を持たせるのかを設計し、プログラミングで実装します。

ソフトウェアエンジニアと混同しやすい他の職種との違い


ソフトウェアエンジニアと混同しやすい他の職種として、システムエンジニア、Webエンジニア、プログラマーがあります。

システムエンジニアは、要件定義などの上流工程を担当します。一方でソフトウェアエンジニアは、基本的に設計やプログラミングなど、より技術者に近い工程を担当します。

Webエンジニアはデザインを除くWeb制作全般の開発を担当します。一方でソフトウェアエンジニアは、Webアプリケーションのみならず、家電や自動車を制御するソフトウェアまで携わるものが多岐に渡ります。

プログラマーはプログラムを書くのが専門です。一方でソフトウェアエンジニアは、プログラマーよりも担当する工程が広く、業務がプログラマーよりも多岐に渡ります。

ソフトウェアエンジニアに依頼できる具体的な仕事内容6つ


ソフトウェアエンジニアの仕事内容としては、主にコーディング、開発、エラーチェックなどがあります。

実際にどのような業務をソフトウェアエンジニアへ依頼できるのか、それらの具体的な仕事内容についてご紹介します。

1:プログラムのコーディング

コーディングとは、プログラミング言語を使ってソースコードを作成することです。

案件に携わっている設計者やデザイナーとしっかりコミュニケーションを取り、コーディングルールに沿ってソースコードを作成していきます。

2:アプリケーションの設計や開発

ソフトウェアエンジニアはアプリケーションの仕様の設計や開発をします。

例えば会計ソフトなどを開発する際に、会計ソフトを使いやすくするためにはどのような機能やユーザーインターフェースを実装すべきかを設計します。

仕様が決まれば、その仕様に沿って開発することが、ソフトウェアエンジニアの主な業務の1つとなります。

3:家電製品の組込みソフトウェアの開発

家電製品に組込まれているソフトウェアを開発するケースもあります。

例えば、冷蔵庫やエアコンといった家電製品の中にもソフトウェアが搭載されています。このソフトウェアには、「温度が一定に達したら冷却を停止する」「時間が一定を過ぎたら停止する」などの処理がプログラミングされています。

このような組込みソフトウェアの開発に関しても、ソフトウェアエンジニアが担当します。

4:自動車向けソフトウェアの開発

近年は自動車にも様々な機能を制御するためのソフトウェアが組込まれています。例えばヘッドライトの曲がる方向を照らす機能、車間距離を一定に保つ機能、障害物にぶつかりそうになると自動で停止する機能などです。

それら自動車向けソフトウェアの開発も、ソフトウェアエンジニアの仕事です。

また、将来的に実用化が期待される自動運転システムなどもこれに含まれます。安全にも関わる重要な部分であるため、高いスキルを保有するソフトウェアエンジニアがこれらを担当します。

5:自社ソフトウェアのエラーチェック

開発した自社ソフトウェアが正しく動作するか、エラーチェックすることも仕事の一つです。ソフトウェアが仕様通りに動作するかをさまざまな目線やパターンで確認します。エラーを見つけ、原因を探し、取り除くことも、ソフトウェアエンジニアの仕事です。

6:ユーザーの希望を叶える企画の立案

ソフトウェアの開発に着手する前工程として、ユーザーの要望を実現するための企画提案をすることも、ソフトウェアエンジニアの仕事になっています。

なぜなら、高機能なソフトウェアが完成しても、それがユーザーの要望を満たしていなければ市場価値がないためです。

具体的には、ユーザーの声をヒアリングし、どのようにすればユーザーのニーズを満たせるのかを考え、予算や開発期間も考慮しながら、企画提案をします。

よって、ユーザーの要望を正確に理解するコミュニケーション能力も重要となります。

ソフトウェアエンジニアを採用する際のポイント6つ


ソフトウェアエンジニアを採用する際のポイントは、主に6つあります。

スキルや経験の有無だけでなく、コミュニケーション能力や知的好奇心なども採用する際のポイントとなります。ぜひ読んで、参考にしてみてください。

1:未経験可で募集をかけてもよい

ソフトウェアエンジニアは未経験可で募集をかけても良いでしょう。理由は、今後IT人材が不足していくためです。

IT人材は2030年には約79万人不足すると経済産業省が発表しています。デジタル化が加速化する中で必要とされるIT人材の確保・育成は急務とされているため、未経験者を採用するのも検討する必要があります。

出典:参考資料(IT人材育成の状況等について)|経済産業省
参照:https://www.meti.go.jp/shingikai/economy/daiyoji_sangyo_skill/pdf/001_s03_00.pdf

知識が全くない未経験者は雇わないようにする

プログラミングなどに関する最低限の知識は持っていることを確認した方が良いでしょう。全く知識がない状態では学習に対する意欲がない可能性があり、採用後に教育コストがかかる可能性があります。

また、IT技術は進歩が早く、採用した後も日々勉強することが必要であるため、知識を獲得する自主性のない未経験者を雇うのは控えましょう。

応募者が保持していると評価しやすい資格

応用情報技術者試験やPHP技術者認定試験などのプログラミング言語に関する資格を持っていると評価しやすくなります。

採用の決定打になるものではありませんが、プログラミング言語に対しての習熟度やIT知識の応用力の証明にもなり、未経験者であれば基礎知識や学習意欲を確認することもできます。

出典:応用情報技術者試験|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/ap.html

2:見るべきはコミュニケーション能力

プログラミングなどの開発能力だけでなく、コミュニケーション能力を持ち合わせているかも重要なポイントとなります。

なぜなら、クライアントの希望通りの開発を行うためにも、要望やその背景などを打ち合わせで正しくヒアリングすることが求められるためです。

例えば、プロジェクトを進めるにあたり、チームメンバーや社外メンバーと、スケジュールの進捗確認や課題の抽出など、信頼関係を伴った密なコミュニケーションが求められます。

そのため、他人と十分な意思の疎通ができ、信頼関係を構築できることが重要な評価ポイントとなります。

3:好奇心旺盛かどうか

好奇心旺盛かどうかも採用する際の重要なポイントになります。ソフトウェア業界は次から次へと新しい技術や製品が出てくるため、それらに興味を持って自主的に学習する姿勢が求められます。

例えばディープラーニングやブロックチェーンなど、理解が簡単ではない概念も次々と登場しています。単なるバズワード的なものもありますので、好奇心と同時に技術を評価する能力を持っているかどうかも評価ポイントとなります。

好奇心を持っていれば、新しい技術を自主的に獲得し、案件に活用することができます。

4:エンジニアとしての知識

ソフトウェアエンジニアには、プログラミングスキルや開発言語だけでなくOS(オペレーションシステム)についての知識も求められます。WindowsやLinuxなどのOSの知識があれば、開発したソフトウェアを確実に実装することができます。

例えば、クラウドサービスを開発する際、Amazon Web Servicesなど、多くのクラウドで事実上の標準的なOSとして利用されているLinuxの知識は必要です。

開発媒体によっては使用する言語が指定されることや、開発媒体が変更されることもありますので、常に新しい技術をキャッチアップしながら柔軟に対応する能力を持っているかどうかが重要なポイントとなります。

5:継続的なスキルアップを望めそうか

ソフトウェアエンジニアは継続的にスキルアップすることが求められます。その理由は、IT業界は技術革新が早く、継続的に最新の技術動向や知識をキャッチアップできていないと、会社への貢献度が下がってしまうためです。

例えば、新技術の案件を担当させたくても、その技術に対して知識がないことで担当させられず、会社に貢献できる場面が減る可能性があります。そのため、自主的に好奇心をもって、最新技術を獲得していく姿勢があるかどうかも採用する際のポイントとなります。

6:将来的にチームリーダーになれそうか

将来的にチームリーダーになってもらえるかどうかも、重要なポイントです。特に大規模なソフトウェア案件では、社内外のメンバーによる分業で業務が進められます。

例えば、プログラミングは専門のプログラマーが担当し、インターフェースデザインは専門のデザイナーが担当する場合もあります。

将来的には個のエンジニアとしてではなく、それらのメンバーをまとめ、チームとして成果を上げるためのチームリーダーとして会社に貢献してもらう必要があります。

ソフトウェアエンジニアの雇用形態3つと給与について


ソフトウェアエンジニアの雇用形態として主に正社員、派遣やパート、フリーランスの3つがあります。

ソフトウェアエンジニアとして働く場合、正社員として就職や転職をすることが多くなっています。ここでは正社員と、それ以外の雇用形態の特徴と給与に関して、ご説明します。

1:正社員

一般的には、労働契約に期間の定めがなく、就業規則に明記されている所定労働時間がフルタイムであり、かつ直接雇用である場合を正社員としています。

正社員のソフトウェアエンジニアの年収は約500万円となり、日本の平均年収と比較すると高い傾向にあります。

2:派遣やパート

派遣社員は、企業の直接雇用ではなく、派遣会社と雇用契約を締結し、派遣先企業で業務を遂行します。派遣社員のソフトウェアエンジニアの平均時給はおおよそ1,900円となっています。

また、勤務時間が正社員より短時間である非正規雇用のパートタイマーで、ソフトウェアエンジニアを採用するケースもあります。

3:フリーランス

最近では、フリーランスという働き方も増えてきています。クラウドソーシングサイトなどフリーランスを対象にしたサービスも増加しており、高い単価の案件を獲得することもできます。

フリーランスで独立できれば、年収が600~900万円程度になることも可能です。在宅で働くソフトウェアエンジニアの場合、リモートで案件を対応することも多いです。

海外のソフトウェアエンジニアに依頼する際は要注意

海外のソフトウェアエンジニアの年収は、日本よりも高い傾向があります。特にアメリカには有名なIT企業が多く、シリコンバレーでは多くのスタートアップ企業があるため、ある程度能力があるソフトウェアエンジニアは争奪戦になります。

そのため、海外のソフトウェアエンジニアに安価で仕事を依頼すると受けてもらえない可能性がありますので、注意が必要です。

将来性のあるソフトウェアエンジニアの採用を成功させよう


デジタル化が進む中、より多くの企業でIT技術が取り入れられ、ソフトウェア業界の人材不足が指摘されています。優秀なソフトウェアエンジニアの需要が高まっていますが、技術は未熟でも伸びしろのある人材にも注目が必要です。

ソフトウェアエンジニア採用時のポイントや依頼できる仕事内容を把握し、将来性のあるソフトウェアエンジニアを採用しましょう。