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エンジニアの派遣に必要な「派遣先責任者」の選任と役割とは

エンジニアの派遣を利用する際、派遣先企業は自社が直接雇用している人材から派遣先責任者を選出しなければなりません。
なぜ、派遣先責任者を選出しなければならないのでしょうか。派遣先責任者の役割と選出基準について紹介します。

派遣先責任者の選任と要件

派遣先の選任

派遣先責任者の選任は労働者派遣法で定められており、違反した場合、30万円以下の罰金に処せられる可能性があります。

派遣労働者を含めた事業所全体の労働者の合計が5名以下の場合を除いて、事業所における派遣労働者の100人以下を1単位とし、1単位につき1人以上の派遣先責任者の選出が必要です。

派遣先責任者は労働関係法令に関する知識があり、人事・労務管理についての知識もしくは相当期間の経験を持つ人材を選任するよう努めなければなりません。
また、自社で雇用する人材であり、派遣されたエンジニアの就業に関わる事項に変更や決定の権限を持つ立場であることも必要です。

※出典:厚生労働省「派遣先責任者講習
※出典:日本人材派遣協会「ここだけはおさえたい派遣先のコンプライアンス

派遣先責任者の職務

派遣先責任者の主な職務は、以下になります。
・指揮命令者を含むすべての関係者に派遣法等の関連法規、労働者派遣契約の内容、派遣元事業主からの通知を周知すること。
・派遣受入期間の変更通知に関すること。
・派遣先管理台帳の作成、記録、保存及び記載事項の通知に関すること。
・派遣労働者から受けた苦情の処理にあたること。
・安全衛生、健康管理に関すること。
・派遣元との連絡、調整全般。

大きな責任を持つ派遣先責任者

派遣先責任者は、派遣労働者が適正に就業する環境を整え、派遣労働者の就業に関わる事項を一元的に管理する役割を担います。
派遣元企業との連絡、調整を行うほか、派遣労働者からの苦情処理の窓口ともなります。
自社の関係者に対しては労働者派遣契約の内容を周知するなど、派遣のエンジニアを受け入れるにあたり大きな責任を持つ立場となります。