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AWSのロードバランサを解説|種類3つとサービスの魅力6つを紹介

ロードバランサとは

ロードバランサという言葉を聞いたことがあるでしょうか。ロードバランサとは、サーバーへのアクセスを安定させるための装置・仕組みのことです。

Load(負荷)のBalancer(平衡を保つ)という意味です。この装置のおかげで、アクセスが集中している時も、利用者に安定してサービスを提供することができています。

ロードバランサの種類

ロードバランサのタイプには2種類あります。「Two-Arm」と「One-Arm」に分けられます。

「Two-Arm」は構造が簡潔でわかりやすいのがメリットですが、機器の障害対応には作業が必要です。「One-Arm」は負荷がより軽減されるのですが、通信経路が複雑でわかりづらいというデメリットがあります。

AWSのロードバランサとは

ロードバランサについてご理解いただけたでしょうか。次に説明するのはAWSのロードバランサです。

AWSとは、Amazon Web Servicesの略称で、Amazon社が提供しているWebサービスの総称のことです。Amazonは強大な会社ですが、このようなWebサービス事業にも進出していて、この分野においても魅力の多い成果物を作り上げています。

AWSのロードバランサの種類3つ

AWS が提供しているロードバランサには三3つの種類があります。1つ目がNetwork Load Balancer(NLB)、2つ目がApplication Load Balancer(ALB)、3つ目が Classic Load Balancer(CLB)です。

AWSでは、これらのいずれかのタイプを使用することができます。それぞれ特徴とメリット・デメリットがありますので、3つに分けてご説明をしていきます。

AWSのロードバランサ1:Network Load Balancer(NLB)

1つ目にご紹介するAWSのロードバランサはNetwork Load Balancer(NLB)です。NLBはトランスポートレイヤーでルーティングの決定が行われるため、毎秒数百万のリクエストを処理する事ができます。

とても動的なマッピングと言えるため、同じコンテナインスタンスの単一のサービスから複数のタスクを持つ事ができます。効率が良いAWSのロードバランサです。

AWSのロードバランサ2:Application Load Balancer(ALB)

2つ目にご紹介するAWSのロードバランサはApplication Load Balancer(ALB)です。ALBはアプリケーションレイヤーでルーティングの決定を行います。

1つのクラスター内で複数のリクエストを処理する事ができます。直列か並列化でいうならば、並列にあたると言う事ができます。

こちらもNLBと同じく大変動的なマッピングであるため、単一のサービスから複数のタスクを持ち事ができる優れモノのAWSのロードバランサです。

AWSのロードバランサ3:Classic Load Balancer(CLB)

3つ目にご紹介するAWSのロードバランサはClassic Load Balancer(CLB)です。CLBはトランスポートレイヤーでも、アプリケーションレイヤーでもどちらでもルーティングを決定する事ができます。

CLBはロードバランサとコンテナインスタンスの間に一定の関係が必要とされる静的なマッピングです。そのため、サービスと同じ数だけのコンテナインスタンスが必要なAWSのロードバランサです。

AWSのロードバランサの魅力6つ

AWSのロードバランサについてその種類分けを見てきました。ここからは、AWSのロードバランサの魅力について解説していきます。

どの種類のAWSのサービスでも当てはまりますが、軸として考えていただきたいのはALBのタイプです。AWSのロードバランサの中でも、ALBには、とても大きな6つの魅力があります。順番に見ていきましょう。

魅力1:可用性

AWSのロードバランサの魅力の1つ目は、高い可用性です。AWSのロードバランサを利用することによって、高い可用性を持ってWebサービスを運用・運営できるようになります。

Webサービスは新しいシステムや仕組みを次々取り入れて行かなくてはなりません。可用性が乏しいと、世の中の激しい変化の波についていく事ができなくなります。

魅力2:セキュリティ

AWSのロードバランサの魅力の2つ目は、堅固なセキュリティです。AWSのロードバランサは、Amazon Visual Private Cloud の中に配置されているため、必要なトラフィックだけを通過させて、不必要なものや安全性に信頼が持てないものをシャットアウトする、と言うような事ができます。

AWS自体が持つSSL証明書管理などの機能と併せて使えば、非常に固いセキュリティを実現する事ができます。

魅力3:柔軟性

AWSのロードバランサの魅力の3つ目は、柔軟性です。AWSのロードバランサは、アプリケーションのターゲットを柔軟に設定する事ができます。

そのため、同一のインスタンスで、たくさんのアプリケーションをローティングする事ができます。柔軟性が高い事で、アプリケーション間の通信がシンプルになります。

魅力4:負担分散

AWSのロードバランサの魅力の四つ目は、負荷の分散です。ロードバランサの存在価値自体にロードの負荷を軽減すると言うものがありますが、AWSの負荷分散の能力は非常に高いです。

AWSのロードバランサはリージョン内でも別々のアメイラビリティゾーンへルーティングされ、負担の分散が可能であるため、アクセス集中時のリスクがより低くなります。

魅力5:モニタリング

AWSのロードバランサの魅力の5つ目はモニタリングができるところです。AWSのロードバランサでは、Amazon Cloud Watchメトリクスやリクエスト追跡などを活用することによって、アプリケーションの動きやパフォーマンスをリアルタイムで把握する事ができます。

把握することで問題が起きた時も、迅速にソリューションを導くことができるようになります。

魅力6:弾力性

AWSのロードバランサの魅力の六つ目は弾力性です。AWSのロードバランサは豊かな弾力性を持っています。Webサービスのシステムに必要なのは、弾力性です。融通が効かないサービスは必ず淘汰されていきます。

Amazonは世界有数の企業であり、対応力やそのスピードが段違いです。システムにエラーが起きた時も、アップデートがとても早いでしょう。

AWS以外のロードバランサ

ここまではAWSのロードバランサの話をしてきましたが、もちろんAWS以外にもロードバランサは存在します。ここでご紹介するロードバランサは、IBM Cloud Load BalancerとGoogle Cloud の2つです。

AWSのロードバランサとどういった違いがあるのか見ていきましょう。比較をして初めて見えてくるものもあるでしょう。

IBM Cloud Load Balancer

まずご紹介するロードバランサは、IBM社が提供する、Cloud Load Balancerです。IBM クラウドロードバランサは、複数のアプリケーション・サーバー・インスタンスの間にトラフィックを分散させることで負荷を軽減しています。

このロードバランサにはサーバーのヘルスチェック機能が組み込まれており、定期的なモニタリングが行われます。

Cloud Load Balancing | 負荷分散 | Google Cloud

Google Cloud

2つ目にご紹介するロードバランサは、Google Cloud です。Google社が提供するロードバランサは、1秒あたり百万を超えるリクエストに応答できます。

このロードバランサは完全分散がされているため、負荷軽減能力が高く、またハードウェアでなくソフトウェアなので、物理的な構造を考える必要がありません。

Cloud Computing Services | Google Cloud

AWSのロードバランサを利用してみよう

ロードバランサとはどう言うものなのか、その中でAWSが提供するロードバランサはどのようなものなのかと言うことを解説してきました。ロードバランサを選ぶ際、AWSは最も有力な候補といえるでしょう。

Amazonのページにも詳細な機能が書かれているため、前能力を把握してから利用する事ができます。Webサーバーの負荷軽減とリスクマネジメントはとても大切な業務です。AWSをぜひ活用しましょう。