
AWSエンジニアを進歩させるAWS認定の種類:Alexa スキルビルダー
近年導入する企業が増えているAWSエンジニアですが、AWS公式のAWS認定資格があることがご存知でしょうか。
AWS認定があればAWSに関するスキルや知識があることが客観的に証明されます。
この記事ではAWS認定資格のひとつ「Alexa スキルビルダー」を紹介します。
AWSの認定資格「Alexa スキルビルダー」とは
AWSにはいくつかの認定資格があります。
「Alexa スキルビルダー」はAmazon Alexaのスキルを構築、公開するための能力を検証するための資格です。
主に以下の能力が証明されます。
- 音声入力の価値が説明できる
- ユーザーエクスペリエンスを設計できる
- スキル構築のためのアーキテクチャが設計できる
- AWSとAlexaに最適なセキュリティを選択できる
- スキルの開発、テスト、検証、トラブルシューティングの能力がある
- スキル公開プロセスを管理し、Alexaの開発者コンソールを使用できる
- ライフサイクルを管理できる
AWSの認定資格「Alexa スキルビルダー」として認定されるためには
Alexa スキルビルダー資格試験を受験するためには、以下のような知識と経験があることが推奨されています。
- Alexa Skills Kitを使用し、Alexaスキルを構築した実務経験が6ヶ月以上ある
- プログラミング言語を熟知している
- Alexaのスキルを公開している
この実務経験とは、米国や英国で一般的に利用されているAlexaのサービスや機能を6ヶ月以上使用したことを前提としています。
そのため日本の受験者は、米国と英国で利用可能なサービスや機能について理解しておきましょう。
試験の概要
試験タイプ:択一選択問題と複数選択問題の2種類
時間:170分
料金:300USD
言語:日本語と英語
試験場所:テストセンター
トレーニングコース
試験を受ける前にはAWSトレーニングコースなどを受講することが推奨されています。
トレーニングコースでは認定試験のための知識とスキルが習得できます。
以下のトレーニングコースと文章をチェックすることが推奨されています。
- Alexa Skills Kit SDK
- Alexa Skills Kit「音声対話をデザインする」
- AWS トレーニング試験準備: AWS 認定 Alexaスキル開発者専門知識試験
- Alexa 公式動画シリーズ「Alexa 道場」
- Alexa スキル開発者用ガイド
- AWS のセキュリティベストプラクティス
- AWS Lambda
- Amazon EC2
- Amazon S3
- Amazon DynamoDB
- Amazon CloudWatch
- Amazon CloudFront
Alexaに関するスキルを証明できる
Alexa スキルビルダーはAlexaに関する知識やスキルを証明できるスキルです。
この資格があれば、Alexaのスキルを構築、公開でき、認定についての理解度があることが客観的に証明されます。
Alexaに関連するスペシャリストを雇用したい場合は、こちらの資格に注目してみてはいかがでしょうか。